屋号・社名の作り方、考え方
こんにちは。
個人事業主・小規模法人のためのマーケティング・コミュニケーション専門コンサルティングMICATA Brain. 代表の内山みのりです。
「生みの苦しみ」
起業をして個人事業主・小規模法人経営者になると、事業を立ち上げるに際して様々な「生みの苦しみ」を味わうことになります。
何もないところから、何かを生み出すには壮大なパワーが必要で、
オリジナルであればある程、その難易度は増す傾向にあります。
個人事業主・ひとり経営者にとって一番の生みの苦しみは、屋号・社名の決定ではないでしょうか。
※ひとりで考える屋号・社名はまさに「生みの苦しみ」!
写真は筆者の“ひとりモヤコン”の様子
自分で自分のコンサルはできないので、
紙に落として必死に客観的に考えます。
正直、途方もないパワーを使います、はい。
(グッタリ)
もちろん「これ!」と言って直観で決めた方もいらっしゃると思います。
それもそれで正解です。
私が運営するミカタブレインは、ひとり経営者のためのマーケティング・コミュニケーション事業として、2008年にスタートしました。
それから今まで約4年間に渡り、多くの方の屋号・社名、そしてキャッチコピーをお客様と一緒に生み出してきました。
冷静にカウントしてみると、かなりの数を輩出していて驚きます。
広告代理を雇える企業は、優秀なクリエーティブ担当がネーミングやキャッチフレーズなど効果的かつ魅力的なアイデアを考えてくれます。
しかし個人事業主にはそうはいきません。
だって社内にクリエーティブ部署なんてありません。
そもそも広告代理店に依頼できるレベルであれば、私が対象としている小規模法人の域を出ていらっしゃるでしょう。
“個人”事業主ですから、自分一人が頼りです。
私自身生みの苦しみを経験し(今でもですけどね!)、多くのお客様とご縁を持つことで、やはり屋号・社名を決めることの【難しさ】と【重要さ】がよく分かっています。
そんな経験から私が考える「個人事業主・小規模法人の屋号・社名を考える上でのポイント」は、3つ。
「個人事業主・小規模法人が、屋号・社名を考える上でのポイント」
1)事業内容・想いが伝わる
2)考えられている感がある
3)覚えやすい
社名は事業の成長と共に、信頼という形で育っていきます。
今でこそ耳慣れた有名企業・優秀企業も、創業当時多くは「ん?」と疑問に思うような名前だったかもしれません。
そこには企業名を世間に浸透させるだけの資金力があり、十分な時間(歴史)が必要となります。
大企業とは違い、個人事業や小規模法人に高い露出を確保するだけの巨額の宣伝費があるとは考え難い。
だからこそ屋号とは、事業への想いが一発で分かることが重要です。そうすることが事業の発展を助けるのです。
「考えられているな」という印象を与えることは、「信用できる」というイメージに繋がり、
事業そのものへの厚みを生みます。
テキトーにつけた屋号・社名の事業主は、その人本人まで「テキトーそー」に思えるじゃないですか。
顔が見える経営である個人事業主にとって、これは致命的ではないですか。
また商売は「覚えてもらってなんぼ」の世界。
覚えやすい、口にしやすい屋号・社名を選ぶことは、当然のことながらとても大切です。
ミカタブレインでお客様の屋号や社名を考える際は、ビジョンから事業を表現するキーワードを洗い出し、
それらを様々な角度から組み合わせて行く、という手法を用います。
想いを明確に言葉にする能力は、【言語化する力】であり、
キーワードの選び方と組み合わせ方とは、【センス】です。
だからこそ、屋号・社名を決めることは決して簡単ではなく、生みの苦しみを伴うものなのではないか。と、私は思います。
個人事業主の屋号・社名を作る時、
最終的には「思い」と「伝わりやすさ」を主軸にすればよいと思いますよ。
MICATA Brain.のビジネスコンサルティングでは、屋号・社名つくりが可能です。
「キーワードの洗い出し」「言葉の組み合わせ」「マーケティング視点」から色々な角度を変えて屋号・社名を検討します。
モヤコンにおいても、屋号・社名という性質上、一回で必ず結論が出るとはお約束できませんが、
多くのお客様は屋号・社名は多くても2回程度、キャッチコピーなどは1回のモヤコンで
納得される結論をお持ち帰られます。
生みの苦しみを味わっているあなた、一度お越しになるといいですよ。
きっと今の半分の時間で、素敵な結果を得られます。(ああ、言い切っちゃった)
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